竹内まりや人気衰えず「シンガーソング主婦」40周年の快挙

公開日: 更新日:

 竹内まりや(64)が新アルバム「Turntable」で、通算11作目のオリコン1位を獲得。昭和、平成、令和と、3時代でのトップに加え、松任谷由実(65)の64歳3カ月を上回り、女性最年長での1位獲得アーティストとなって話題だ。

 1978年、慶大文学部在学中にデビュー。「SEPTEMBER」「元気を出して」「駅」などの恋愛ソングでヒットを飛ばした竹内は82年にシンガー・ソングライターの山下達郎(66)と結婚後、作詞・作曲家として、河合奈保子に楽曲提供した「けんかをやめて」をはじめ、岡田有希子「ファースト・デイト」、薬師丸ひろ子「元気を出して」、広末涼子「MajiでKoiする5秒前」など、ヒット曲を放ち続けた。

 84年に生まれた長女の子育てと音楽活動を両立させる「シンガーソング専業主婦」の道を選んで以降、ライブは結婚後3度のツアーだけで、メディア露出もほとんどなくなったが、人気は衰えず。50代を迎えた心境を歌った「人生の扉」や「いのちの歌」と、年齢を重ねるごとに深く、味わいのある人生賛歌で往年のファンを魅了し続けている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  2. 2

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  5. 5

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  1. 6

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー

  2. 7

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方

  3. 8

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  4. 9

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  5. 10

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした