Aマッソに金属バット…お笑い芸人に差別問題が相次ぐワケ

公開日: 更新日:

 そもそも笑いを取るために、あえて汚い言葉を使うことはある。“毒舌MC”の有吉弘行(45)が、お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐(47)に「おしゃべりクソ野郎」と名付けたのがいい例だ。

「世間が品川さんに対して感じていたイメージを、汚い言葉で表現することによって爆笑が起きました。常識からズレ、モラルを逸脱しないギリギリを狙うさじ加減が、芸人さんにとっては勝負どころ。人間なので時にはモラルから外れてしまうこともありますし、さじ加減ができなかったりする。スベるとリスクもありますし、Aマッソと金属バットには、バッシングの教訓を今後に生かしてもらいたいですね」(ラリー遠田氏)

 他人を笑わせるのが商売の芸人が、故意に他人を傷つけているようでは笑えないが、爆笑とバッシングは紙一重か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋