りんごちゃん大ブレイク 背景に“今一番クリーン&ギャラ安”

公開日: 更新日:

 モノマネ界の超新星・りんごちゃん(年齢不詳)が17日、都内で行われたゼスプリの「キウイブラザーズ楽曲配信記念ライブ」に登場した。

 キウイ柄のワンピースに身を包んだりんごちゃんは「ミュージックスターティン!」から始まり、武田鉄矢と大友康平のモノマネでキウイブラザーズの「アゲリシャス~♪」を熱唱。「小りんごの頃(幼少期)から実はリンゴよりキウイを食べていて。リンゴは……食べないです。今日のイベントのダンスの先生がカッコよかったことがアゲリシャス」とコメント。

 りんごちゃんといえば、今年1月に「ウチのガヤがすみません!」(日本テレビ系)の新人発掘コーナーに出演し大ブレーク。一見、天然系ぽっちゃり女子かと思いきや、野太い声とガニ股で歌い始める“ギャップ”と“完成度の高いモノマネ”で番組MCのヒロミ(54)や明石家さんまもお気に入り。今や寝る間もないほど引っ張りだこの人気者だ。青森県出身で浜崎あゆみに憧れ、ニューハーフバーを経て、芸能界へ入ったというりんごちゃんについて、PR会社スタッフはこう言う。

「闇営業問題でお笑い芸人の起用に二の足を踏んでいる中、今一番クリーンで広告業界で引く手あまたなタレント。一見普通のOLにいそうなルックスとほんわかしたしゃべり方、トークに毒がなく、常に笑顔。万人に嫌われないキャラクターで広告的に安心要素ばかり。ブレークして間もないので出演料が高くないところも人気の理由です」

 キウイブラザーズが“アゲリシャス”で今年の流行語大賞を狙っていると聞き、「えー? アタシも“スターティン”で(流行語大賞を)狙ってるんですー」と野望を明かしたりんごちゃん。ピコ太郎に続き、ひょっとしたら……流行語大賞と紅白の年末2冠もある?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし