Aマッソに金属バット…お笑い芸人に差別問題が相次ぐワケ

公開日: 更新日:

「昨年12月のイベントでの漫才が問題視されています。演芸番組の『笑点』(日本テレビ系)を模倣したネタがあるのですが、座布団を運ぶくだりで、『黒人が触ったもの座れるか!』という発言をして、人種差別だと批判されています」(前出の芸能ライター)

 お笑い芸人の“差別問題”が炎上することはままある。

 2017年の大みそかに放送された「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(日本テレビ系)では、ダウンタウン浜田雅功(56)が黒塗りメーク姿で登場。「ビバリーヒルズ・コップ」のアクセル・フォーリーを演じたエディ・マーフィに扮したつもりが、海外メディアからも「差別的だ」と砲火を浴びた。

 お笑い評論家のラリー遠田氏は「発言については擁護しませんが、Aマッソと金属バットは擁護します」と、こう続ける。

「差別意識があっての発言なのか、無意識なのかは区別して考えなければいけません。知識不足で考え方が甘かったのは否めませんが、おそらくAマッソと金属バットは後者。ネット上で批判しやすいネタということもあり、正義が暴走し、バッシングのされすぎで、気の毒な面もあります」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」