木村拓哉「グランメゾン東京」脚本家だけパクリ炎上の不思議

公開日: 更新日:

 さらに「グランメゾン東京」の脚本家の黒岩勉氏が手掛けた過去作品も含め、“パクリ疑惑の脚本家”と名指しし、パクリの首謀者であるかのような印象を与える報道もある。

 ただ、脚本家だけに“パクリの首謀者”のレッテルを貼ることには違和感を覚える。ドラマの制作の流れと、脚本家の役割を理解すれば、パクリ疑惑の責任を黒岩氏ひとりに押しつけることが適切かどうかが分かるだろう。

 まず企画段階から見ていこう。基本的にドラマの企画を考案するのはプロデューサーだ。漫画や小説など“原作モノ”の場合、ドラマ化の権利獲得からスタート。プロデューサーは脚本家と二人三脚でストーリー、コンセプト、想定する出演者などを決める。

 一方、出演者ありきでストーリー、コンセプトが決まる場合もある。プロデューサーとの打ち合わせを踏まえ、脚本家はあらすじを書き、さらに打ち合わせにより骨子を固めていく。

 次に制作会議へ移る。初稿の脚本をもとにプロデューサー、脚本家、演出家(監督)、制作スタッフ、テレビ局の編成など5~10人ぐらいで開き、具体的な制作プランを検討。そして役者の出演交渉やロケ地の選定、撮影スケジュール調整などがスタートする。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一〈46〉斉藤清六が泣きながら持ってきた1000万円、追い返そうと思って貯金額を聞いたら驚いた

  2. 2

    ドジャース西地区5連覇に29球団から怨嗟の声 「カネもアタマもあってズルまでしてりゃ勝って当然」

  3. 3

    中森明菜が完全復活 結果的に長期休養がその価値を上げたが、応えられるだけの資質を持っていた

  4. 4

    尾野真千子がNHK朝ドラ返り咲き! 沖縄と東京を行き来する「女優」と「女将」二刀流ワンダフルライフ

  5. 5

    ドジャースは“大谷抜きポストシーズン”を想定か…指定席「1番・DH」に21歳デポーラ

  1. 6

    ソフトバンク3連覇でも“札束攻勢”止まらず…今オフ仕掛ける「補強リスト」仰天の中身

  2. 7

    参院のドン放逐で「消費減税」窮地の高市首相に公明党が“助け船”? 現金給付「前倒し」が賛成条件か

  3. 8

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  4. 9

    日本ハム新庄監督がソフトバンク3連覇の“MVP” 挑発ことごとく空回りで5勝18敗2分け、最後までVアシスト

  5. 10

    クレイジーケンバンド横山剣さん「年に関係なく、カッコいいものはカッコいいって思いますね」