賀来主演作「ニッポンノワール」の致命傷はヒロイン“不在”

公開日: 更新日:

 若手実力派として注目を浴びる賀来賢人(30)はイラ立ちを隠せないようだ。

 主演ドラマ「ニッポンノワール―刑事Yの反乱―」(日本テレビ系)の視聴率が右肩下がりの苦戦を強いられているばかりか俳優として“低視聴率男”のレッテルを貼られかねないからだ。

「初回平均視聴率が7・8%(10月13日OA、ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)、第2話(20日OA)が6・5%。直近回となる第3話(27日OA)が6・4%だった。録画率も際立って高いわけではない。このままだと5%台をキープするのは厳しいかもしれず、最悪2~3%台という可能性も出てくる。これは視聴者からNGを突き付けられたということです。主演俳優にしたら屈辱的な結果です」(芸能プロ関係者)

 賀来にしてみれば、まさに天国から地獄に突き落とされたような感覚を味わっているはずだ。

 そもそも賀来がブレークし、世間に認められるようになったのは昨年10月期に主演を務めた同じ日テレ系日曜ドラマ枠の「今日から俺は!!」。

「以降日テレは、『3年A組―今から皆さんは、人質です』『あなたの番です』などヒットを連発してきました。今回の『ニッポンノワール』も、満を持して『今日俺』の賀来を再抜擢したんです。局内外の下馬評はかなりのものだった。ところが、いざフタを開けてみれば回を重ねるごとに数字を落とす低視聴率の連続。いまでは局内外で『賀来人気は幻だった』など散々な言われようなんです」(制作関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明