TV局が3カ月でしゃぶりつくした“ラグビーバブル”終焉の先

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 あの熱狂は幻だったのか――。

 先の「ラグビーワールドカップ2019」で日本代表は初のベスト8に進出。準々決勝で優勝候補の南アフリカ代表に惜敗したものの日本中を歓喜と感動に包み込んだ。

 このラグビー人気を当て込み、あざとい動きを見せていたのがNHKや民放各局。W杯終了後のラグビーは野球サッカーを凌駕するほどの勢いを見せていたからだ。

「W杯日本戦は軒並み20~40%と超高視聴率を叩き出した。寡黙に楕円形のラグビーボールを追いかけるプロレスラーのような体形をした選手らに日本中が興味津々でした。その多くが無名だったばかりか普段の生活ぶりが謎に包まれていたからです。テレビに出せばとにかく視聴者をテレビの前にくぎ付けにでき、視聴率が上がったわけです」(編成関係者)

 その結果、W杯終了後は、スポーツ番組はもちろん、情報、バラエティー番組でも、W杯で活躍した日本代表選手らの姿を見ない日はないというほどだった。民放の編成関係者はこう話す。

「選手の取り合いとなり、GP(ゴールデン・プライム)帯では1本あたり100万円以上の出演料を提示する局まで出てきました。その結果、秋の特番には、主将のリーチマイケル選手を筆頭に、イケメンの姫野和樹選手や田村優選手。さらに“絶対に笑わない男”というキャラで、元AKB48の倉持明日香との交際発覚でも話題となった稲垣啓太選手らが金太郎アメのごとく出演することになった」

 しかしながら、このラグビー人気も2020年1月には完全に終焉を迎えるようだ。

「テレビはトレンドに敏感で、賞味期限がものすごく早い。ラグビー選手らもこの3カ月間でしゃぶりつくしたというのがテレビマンの本音です。しかも、この後すぐに大きな国際試合があるわけでもない。いつまでもW杯の話題だけでは引っ張れないわけです。2019年でラグビーの話題も終わりということ。正月の特番はおまけです」(放送作家

 どうやら今回も4年前同様の“にわかラグビーブーム”に終わってしまう可能性が出てきたようだ。

「4年前のイングランドW杯で日本代表は南アフリカを破る金星を含めて3勝を挙げ、悲願の8強進出まであと一歩というところまで迫り、日本中を沸かせたんです。その人気を継続すべくラグビー協会は動いたが、大した結果を出せなかった。直後に開幕したジャパントップリーグへの観客動員は失敗に終わり、赤字経営をいまだに脱却できないでいるんです。また同じ轍を踏みそうなんですよ」(業界関係者)

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