夫フジモンは男を上げる格好に「男は黙って離婚」が正解か

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 結果的に、藤本は“男を上げる”格好になったという。

「フジモンが離婚理由について多くを語らなかったのは、両者の事務所間の取り決めがあったからのようですが……」と、芸能ライターの山下真夏氏はこのように続ける。

「真相はやぶの中だとしても、一般の目には妻に不倫されて別れたのに、ぐっと耐えて、黙って頑張っている男に映ってしまうわけです。フジモンの好感度が上がっていることは間違いない。〈かわいそう〉という論調がお笑い芸人にとってプラスになるとは思えませんが、図らずも男を上げる格好になったフジモンのほうが、芸能活動を続けやすいでしょう」

 これは一般人にも通じる話で、女性と別れた理由をペラペラ吹聴する男性より、「俺も悪かったから」ぐらいにとどめ、多くを語らないほうが信用されるものだ。

「7年前に離婚した益若つばささんの元夫である梅田直樹さんも先日、女性誌のインタビューで離婚の理由について聞かれ、『どちらが悪かったのかというと、やはり僕のほうだったのかなと思います』などと控えめに答えていた。それでネット上には〈いい人〉〈優しい〉なんて意見も。そういうことでしょう」(山下真夏氏)

 まあ「あいつはひどい女だ」と罵ってみたところで「そんなひどい女と結婚したおまえはどうなんだ」といなされるのがオチか。

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