夫フジモンは男を上げる格好に「男は黙って離婚」が正解か

公開日: 更新日:

 結果的に、藤本は“男を上げる”格好になったという。

「フジモンが離婚理由について多くを語らなかったのは、両者の事務所間の取り決めがあったからのようですが……」と、芸能ライターの山下真夏氏はこのように続ける。

「真相はやぶの中だとしても、一般の目には妻に不倫されて別れたのに、ぐっと耐えて、黙って頑張っている男に映ってしまうわけです。フジモンの好感度が上がっていることは間違いない。〈かわいそう〉という論調がお笑い芸人にとってプラスになるとは思えませんが、図らずも男を上げる格好になったフジモンのほうが、芸能活動を続けやすいでしょう」

 これは一般人にも通じる話で、女性と別れた理由をペラペラ吹聴する男性より、「俺も悪かったから」ぐらいにとどめ、多くを語らないほうが信用されるものだ。

「7年前に離婚した益若つばささんの元夫である梅田直樹さんも先日、女性誌のインタビューで離婚の理由について聞かれ、『どちらが悪かったのかというと、やはり僕のほうだったのかなと思います』などと控えめに答えていた。それでネット上には〈いい人〉〈優しい〉なんて意見も。そういうことでしょう」(山下真夏氏)

 まあ「あいつはひどい女だ」と罵ってみたところで「そんなひどい女と結婚したおまえはどうなんだ」といなされるのがオチか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方