ドラマのエンディングダンスがブームに 制作側にも狙いが

公開日: 更新日:

 日本テレビドラマ「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」(土曜夜10時)のエンディングのダンスが、ちょっとしたブームになりそうだ。シリアスなラストシーンからガラリ画面が変わり、脳神経外科の医師や看護師ら主な出演者十数人が、主題曲に合わせておしゃれに踊る。

 主演の元宝塚トップスターの天海祐希はもちろんだが、新人医師役の広瀬アリスもスピード感あふれるキレのいい踊りを披露していて、真似して踊りたいとユーチューブにアクセスが集中する人気なのだ。

 しかも、ストーリーの進行に合わせて、毎回少しずつバージョンが変化していて、その違いを探すのも楽しみと、見逃せない仕掛けになっているのも心憎い。

 ドラマの出演者たちが踊るエンディングは以前からあって、やはり天海が「女王の教室」(日テレ系)で踊って注目された。その後も、「マルモのおきて」(フジテレビ系)で鈴木福芦田愛菜の「マル・マル・モリ・モリ!」、「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)の星野源新垣結衣の恋ダンスはNHK紅白歌合戦に出場した。

「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日系)では剛力彩芽がセクシーに踊り、「大富豪同心」(NHK)は歌舞伎役者・中村隼人やベテラン竜雷太のお座敷踊り風の振り付けが粋だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲