「テセウスの船」好調の裏で…上野樹里“主役食い”の懸念

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 被害者役の俳優がコップの水を上野にかけると、重苦しい空気が走る――。演出家の「はい! OKです!」の声とほぼ同時に、上野は「やった~!」と両手でガッツポーズ。「ありがとうございました!」と言うと、さっさと控室に消えてしまったという。会場に集まったエキストラは、しばらくの間あっけにとられていたそうだ。

 このドラマでは上野の“ショートボブ”が可愛いと、同性の視聴者からも評判だが、この髪形も上野が考案したと聞く。

 上野にイニシアチブを奪われた「テセウスの船」は、最後はどんな港にたどり着くのだろうか。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

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