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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

オワコン返上? コロナ自粛「これは」と思った面白番組3本

公開日: 更新日:

■「M」はまさかのアユ冒涜?

 無視はできないのが土曜ナイトドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)。歌姫・浜崎あゆみが誕生するまでを描いたドラマと聞いていたのでアユ礼賛かと思っていたのだが、まさかのアユ冒涜? アユ役の安斉かれん(って誰?)が素人より素人な演技って感じ。あの東出昌大を超えた棒演技をどう消化すればいいか悩む。

 それよりもこのドラマの主役を完全に食ってしまっているのがMAXマサの秘書・姫野礼香役の田中みな実。マサを愛するあまり、アユに嫌がらせをする、わかりやすいほどのいじめ役で、なぜかアイパッチをしている。テレビでアイパッチを見たのはデビュー当時のタモリ以来か。写真集がバカ売れ、ドラマ「ルパンの娘」に出演した時はよくやると思ったが、これはアカン。やり過ぎでは。

みちょぱゆきぽよ どっちがどっち

 最後にみちょぱとゆきぽよの見分け方。数週間前の「アメトーーク!」で「みちょぱスゴイぞ芸人」をやっていて「ギャルなのに気づかいがスゴい!」「下ネタにもひるまない」などと芸人たちがみちょぱをベタ褒めしていたが、ゆきぽよとの違いは触れずじまい。

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