歌番組の再放送に期待!「昭和ポップス」が新鮮に映るワケ

公開日: 更新日:

 前出の音楽誌ライターは「コロナ収束の気配が見えなければ、今後、アーティストの自撮り動画の配信が歌番組の主流となっていく可能性もあります。ごまかしが利かないので、本当に歌がうまくないと、自撮り動画の配信は厳しいでしょう。オファーされる歌手は各局かぶってくる可能性もあり、歌手も明暗が分かれそうです」と話す。

 その一方で、ネット上には〈昔の歌番組の再放送に大いに期待〉〈懐かしの昭和ポップスを今また見たい〉〈CSでザ・ベストテンを再放送するらしいけど、地上波でも!〉〈夜のヒットスタジオも再放送して!〉なんてリクエストも多い。

 4月28日に放送された「マツコの知らない世界」(TBS系)では、今の若い世代が注目しているとして、昭和ポップスを特集。この日、「昭和ポップス」と「マツコの知らない世界」の2つが同時にトレンドワード入りするなど、視聴者の関心も高かったようである。

 大人世代に向けたカラオケ選曲指南本「大人のカラオケ 選曲名人」の構成を担当したライターの源祥子氏は、昭和の楽曲と歌番組の魅力について「イントロや間奏、衣装やセットなど、とにかくすべてがゴージャス。ダサさと派手さがいい感じに混ざり合った独特の雰囲気が、今の若い世代には新鮮に映るようですね」と、こう続ける。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった