石原さとみ主演作はどうなる?コロナで医療ドラマ消滅危機

公開日: 更新日:

 緊急事態宣言が解除され、テレビ局が中断していたドラマの撮影再開に向けて動きだした。「半沢直樹」(TBS系)、「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)などは6月から7月にかけて放送開始されるもようだ。

「各局ともロケ地やスタジオがなるべく3密状態にならないよう工夫を凝らす方針です。スタジオの人数制限や撮影時間を制限することで、濃厚接触を避けようとしています」(放送関係者)

 しかし、“時短撮影”や“一発撮り”が不向きなドラマもある。リアリティーを追求するためにリハーサルを繰り返す必要がある医療ドラマなどだ。スタジオ撮影では対応が難しいシーンも多く、ロケ地となる病院は必須だ。こうした事情もあり、4月9日にスタートするはずだった石原さとみ(33)主演の「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)の制作現場は混乱を来しているという。

 芸能ジャーナリストの芋澤貞雄氏がこう言う。

新型コロナウイルスの第2波がいつ来るか分からない今の状況下で、ドラマのロケに協力を申し出る病院は少ないはずです。これまではロケ地になると、クレジットに名前が出るので、宣伝効果を期待して協力要請を受ける病院がありました。しかし、ロケによって院内感染でも起きたら宣伝どころか、イメージ的にマイナスです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも