石原さとみ苦難続き…東京五輪延期に薬剤師ドラマで正念場

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〈自分がどんな自分になってどんなふうに取り組んでいくかで今後の人生が決まっていくのかな、と個人的に思った。なので私も走るその日まで後悔のないように取り組みたい〉

 東京五輪の聖火リレー公式アンバサダーを務める女優の石原さとみ(33)は、3月20日に航空自衛隊松島基地で行われた東京五輪の聖火到着式で、こう決意を語っていた。延期が決まったのはそれからわずか4日後のこと。

 石原は昨年3月のアンバサダー就任以降、聖火リレーランナーのユニホーム発表イベントやメダル発表セレモニーに参加。5月8日には聖火ランナーとして長崎を走ることも決まっていた。

 2月15日に東京都羽村市で行われた五輪聖火リレーリハーサルでは、石原はユニホームを着てトーチを持って走り、沿道の観客に満面の笑みで応えていた。

 この頃、乗客が船内隔離された横浜のダイヤモンド・プリンセス号では新型コロナウイルスの感染者が急増しており、東京五輪の開催を脅かす勢いになりつつあった。それでも石原は笑顔を振りまき、アンバサダーとしての業務を全うしていた。その姿に多くの人が心を打たれた。

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