“東京進出組”2人のMC 石井亮次にあって宮根誠司にないもの

公開日: 更新日:

 上沼恵美子がタレントにとって東京と大阪のテレビの出演ギャラを「桁違うねん」とコメントして話題になったが、関西で活動しているキャスターやMCにとって東京進出が最終目標。かつて関西の視聴率男、やしきたかじんの東京進出が話題になったことがあったほどだ。

 最近その大きな壁を打ち破ったのは日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」の宮根誠司。大阪の朝日放送出身。2004年にフリーに転身し、フジテレビ系日曜「Mr.サンデー」でMCを務めて10年続いている。

 先週発表されたのは3月に名古屋のCBCテレビを退社してフリーになった石井亮次の東京進出。石井は現在、古巣CBCテレビの「ゴゴスマ」のMCを務めているが、フジ系で8月1日に放送されるバラエティー特番「サンドと石井と知りすぎた芸人たちの会!」で司会を担当する。フリー転身後、初の他局の仕事だが、会見では「放送界のオグリキャップになる」と語った。石井にとっては「宮根に続け!」ではなく、打倒・宮根。石井は先行する宮根以上に評判がいい。

 大阪出身の印象がある宮根だが、出身は島根。石井より大阪っぽいのは関西風を意識しているからだろう。熱量がありすぎ、グイグイくるから好き嫌いがはっきりするタイプ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」