著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

同じ時代と境遇で高め合う上白石姉妹は心強い「同志」

公開日: 更新日:

「萌歌は横で『キャー!』とか言ってるんですよ」(上白石萌音/TBS「情熱大陸」8月23日放送)

 上白石萌音(22)は、社会現象も起こしたドラマ「恋はつづくよどこまでも」(TBS)を振り返り、「台本もらった時、マジかぁと。これ、私が言うのかって」と笑った。自分が発した経験のない、見るものをキュンキュンさせるようなセリフが満載だったからだ。

 彼女はそれを妹の萌歌(20)と一緒に見ていたという。そのことについて語った言葉を今週は取り上げたい。

 萌音も「もちろん恥ずかしかった」と言うが、妹の萌歌も「隣で見なきゃいけないのは、結構地獄でしたね」と笑う。「普通に1人で見たいんですけど、姉がお家にいるときは、私だけ恥ずかしくなってくる」(日本テレビ「おしゃれイズム」20年6月14日)とお互いに語っている。それでも、一緒に見てキャッキャ言い合っている仲の良い姉妹だ。

 近年、それぞれが女優として注目を浴びている2人だが、デビューのきっかけも同じだ。姉が12歳、妹が10歳の時に、第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」に2人そろって参加した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する