著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

「GoTo」にはエンタメ業界に身を置く私も期待してますが…

公開日: 更新日:

 賛否両論というよりは否の方が多かったGo To トラベルキャンペーンに東京都民も入れるようになったそうで、おめでとうございます。何しろ旅行業界のドン二階幹事長肝いりの政策ですから無事に成功することを祈ってます(棒読み)。

 第2弾としてGo To Eatキャンペーンですか?登録した飲食事業者にのみ適用されポイント付与や食事券の発行はすべてネット利用。さまざまなまどろっこしい手続きを経て初めて恩恵にあずかれるというキャンペーン。街の個人経営店はそっちのけな感じ。噂では観客数規制が緩和されたところで入場料の2割ほど負担するGo To イベントキャンペーンもやっていただけるそうでエンタメ業界に身を置く私も期待してますが、ここでも個人経営の落語家の200人程度の独演会は関係ないのかもしれませんね。

 今回のコロナ禍でダメージを受けた業界は他にもたくさんあるので、例えばGo To マリッジキャンペーンで結婚式場も助けてあげて欲しいですね。今年結婚式を中止、延期したカップルがおよそ7万人いるそうです。キャンペーンで安く結婚式を挙げられるならと結婚するカップルが増えれば、外食向け卸売業に生産者が助かり、さらに少子化対策にもなりそうですしね。あとリモートワークが増えて今の住宅事情に不満を持ってる若い夫婦向けに、家を建てる際のGo To ビルドキャンペーンもどうですかねぇ。住宅業界が潤えばそこに派生する人もモノも大きいので経済対策として良いと思うんですけど。「衣食住」というぐらいですからGo To ウエアキャンペーンもやっちゃいましょう。衣料業界も大変でしょうから。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"