レアアース禁輸懸念が広がる中…「反中スター」小野田経済安保相の“勇ましいフェイク動画”が大バズり

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「内閣府においては、レアアース生産の技術開発等の取り組みに加え、使用量削減や代替に向けてレアアースを使わない磁石の開発や、レアメタル使用量を低減した耐熱超合金の開発等を行っている」──。勇ましい動画が拡散中だ。

 冒頭の発言の主は、小野田紀美経済安保相(43)。6日に中国商務省が軍民両用品目の対日輸出規制強化を発表し、「レアアース禁輸」への懸念が広まるとX(旧ツイッター)に投稿され、9日夜時点の表示回数は約300万回とバズっている。

 さも、レアアースが禁輸されても「資源開発や代替研究を進めているから大丈夫!」と言わんばかりの毅然とした態度。Xでは「朗報」「問題をチャンスに変える思考回路」「小野田司令官の元、日本のものづくりに期待」などと好意的に受け止められているが、実はこの動画は「フェイク」まがいだ。先月5日の閣議後会見を切り取ったもので、今回の中国の輸出規制とは無関係の発言である。

 当日の会見で、小野田大臣は今月11日に始まる小笠原諸島・南鳥島沖の「レアアース泥」試掘を説明。切り抜きの発言は、その関連質問でレアアースの代替物質の研究開発などの必要性を聞かれ、一般論を語ったに過ぎない。

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