著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

音のライバル夏目千鶴子のモデル 関屋敏子の数奇な運命

公開日: 更新日:

 第20週では、酒や博打と、すさんだ生活を送っていた佐藤久志(山崎育三郎)が古山裕一(窪田正孝)や藤丸(井上希美)らに支えられ立ち直り、全国高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」を熱唱した。

 第21週からは11月に突入。いよいよラストスパートである。コロナ禍による大幅なスケジュール変更はあったが、なんとかゴールが見えてきた。同週の主役は古山音(二階堂ふみ)。出産や子育てで一度は諦めた歌手への道に再チャレンジする。音の音楽学校時代のライバル・夏目千鶴子も久々に登場する。

 千鶴子役は小南満佑子(24)。今年3月に東京音楽大学を卒業したばかりだが、在学中に「レ・ミゼラブル」(東宝)のコゼット役に抜擢されるなど、すでにミュージカル界ではなくてはならない存在になっている。一方、テレビドラマは「エール」が初出演だ。

 さて、今回スポットをあてるのは、小南が演じる夏目千鶴子のモデル、関屋敏子である。最初に注目されたのは東京女子高等師範学校附属小学校(現・お茶の水女子大学附属小学校)3年生になったばかりのころ。学校を見学に訪れた明治天皇の皇后の前で敏子が独唱。皇后は幼き少女の美声に感嘆した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償