相棒の視聴率を抜いた「七人の秘書」懲らしめ系はなぜ人気

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■勧善懲悪にぶれなし

「闇で抹殺するのではなく、さらし者にするという演出は、ネットの炎上と共通するものがありますね。現実の社会でもいまいましいと感じている権威や権力がぶざまにやっつけられると、見ている自分も勝ったような気分になれるのが、ウケているのでしょう。ストーリーは“ワルと弱者”がはっきりしていて、勧善懲悪にぶれがない。決めゼリフも欠かせません」(番組制作会社プロデューサー)

「半沢直樹」は倍返しと土下座、「ハケンの品格」は「~ですが、それが何か?」、「リーガルV」は「だって私、弁護士資格ないんだもん」だったが、「七人の秘書」はリベンジを請け負うときの「名乗るほどの者ではございません」だ。視聴者はここでゾクッとする。

 さて、残りは2話、視聴率はどこまで上がるか。カギは、すべての黒幕の財務大臣(岸部一徳)をどうやってコテンパンにするかである。最終回で秘書たちは、それぞれの職場を突然クビになってしまう。どうやら陰謀が進んでいるらしい。懲らしめの元締で、ラーメン店「萬」の店長(江口洋介)と秘書軍団、正体を現した黒幕との全面戦争が始まったのだ。最後の見せ場はやっぱり土下座か。それじゃあ芸がなさすぎる。どうやら、失踪していたキーパーソン(ラーメン店元オーナー)が乗り込んで、上級国民たちの非道ぶりを暴露……という展開になるらしい。

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