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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

市井の人々の“つぶやき”から生まれる一人一人のドラマに涙

公開日: 更新日:

 すると息子が「ママ、ぼく、やっぱり大きくなったらお医者さんになる。みんなを助けてあげたいから」と語り、夢はドクターヘリだと言う。

 ここまででもすでにいい話なのだが、さらにつぶやきは続く。

「いつか息子も自分に障害がある事を分かる日が来る。私は息子の可能性を信じて、息子の障害特性を活かしてあげたい。楽しい、出来るかも! が自信に繋がる。だから支援学校を選んだ。教委よ、いつでもかかってこい」

 ここで涙腺崩壊。このお母さんの信条、生活、行動が、ありありと目の前に立ち現れてきて短編小説のようだ。

 母の居ても立ってもいられぬ気持ちからの人命救助、その姿を見た息子の決意。それがかなわぬかもしれぬと知りつつ、その言葉に感動し、勇気をもらう母。

 このように、小さいが地球よりも重い力が、いつかこの国をよき未来に進めていくのだろう。

 毎日発表されるひとくくりにされた○○人というさまざまな数字。その一つ一つにドラマがあり、すくい取らねばならない人生がある。

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