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ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

「それくらいのこと」と思うオジサンたちの感覚がもう駄目

公開日: 更新日:

 森氏への批判は「いじめ」と言うのもおかしい。「いじめ」とは「言われなき差別」であり「容姿」や「性差」や「出自」を理由に仲間外れにしたりすることだ。権力を持つ人間を市民が批判し、デモしたり抗議したりするのとは構造が違う。

 そもそも森氏の発言は「失言」ではない。言い間違いや事実誤認で出たものではなく、リップサービスで「本音」が出たものだ。その場の人々を笑わせるには「日頃から誰もが感じていること」を指摘するのが常道だ。

女性が多いと我も我もとしゃべるから会議が長くなる」(最近この事実が「女性は話が長い」というふうにすり替わっているが、こちらが正しい)と言ってどっとウケたのであるから、皆がそう思っていたのである。そここそが問題なのだ。これこそ不寛容の同調圧力だ。

 そしてオジサンたちは「ウケ狙いで言った冗談にそんな目くじら立てなくても」と思っている。現に二階幹事長は「そのようなことで」と森発言はたいしたことではないという表現をしている。これがもう圧倒的に駄目駄目なのだが、きっと死ぬまでわからないだろう。

 森氏は辞任すべきだ。オリンピックの長にはふさわしくない。

 後任には私は柔道の山口香さんがいいと思うのだが、ご本人にはその気がない。なって欲しいと思うような人は、得てして権力にしがみつきたくはないという人たちなのだ。

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