2文字だけかーい!“会話レス夫婦”の困った生活。「雑談が苦手」でもやりすごせる3つのコツ

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コクハク

会話レス夫婦の実態…雑談できない夫のエピソード

 夫婦に関する悩みの中でも、特に最近増えているのが、夫婦の会話がないというお悩み。離婚原因にもつながりかねないので、なんとかしたいですよね。

(コクハク編集部では夫婦の悩みについて多くのエピソードをご紹介してきました。今回は「夫婦の会話」をピックアップ!)

 まずは、世間の妻たちが体験した「雑談できない夫」にまつわるエピソードから見ていきましょう!

1. 「2文字しか発さない夫」

「我が家の夫は、付き合った当初からとても無口でおしゃべりが苦手な印象でした。それでも、結婚するまでは、自分から話しかけてくれたり、話を聞いて意見してくれたりしていたんです。

 ところが、結婚後は、私が今日あった出来事や面白かった話をしても『うん』『へえ』『ああ』など、基本的に2文字しか発しません。会話が楽しくないので、毎日憂鬱です」(30代・保険関係)

 2文字しか発さないのでは、会話として成り立ちませんね…。会話ができないと、夫婦の心のコミュニケーションがとれないので、つまらないと思うのも無理ありません。

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2. 「自分の世界に入ってしまう夫」

「うちの夫は、とにかくゲームするのが大好き。いつもイヤホンをして自分の世界に浸っています。

 私が雑談したくて話しかけても、嫌な顔をしてイヤホンを外し、会話を早く終わらせようとします。今では私も話しかけづらく、家の業務連絡をLINEで送る程度。とても寂しいです」(40代・美容師)

 自分のやりたいことをするのはいいですが、時間を決めてしてほしいですよね。妻を蔑ろにする姿勢が残念です。

会話なしの40代夫婦…それでも幸せに暮らす3つのコツ

 実は、会話なしの夫婦でも幸せに暮らしている人もいます。続いては、会話がなくても幸せに暮らす3つのコツを見ていきましょう。

1. 目や表情でコミュニケーションを取っている

「たとえば、朝の忙しい時間にふと顔を上げると、夫が私の目を見てニコッと笑ってくれるんです。その一瞬だけで、「今日もがんばろうね」って言葉を交わしたような気持ちになります。

 そんな何気ない仕草の中に、ちゃんと気持ちが行き交ってるのを感じます」(30代・保育士)

 言葉のないコミュニケーション方法で、心の通じ合いを実感しているのでしょう。二人とも小さな幸せを大切にする温かい人柄なのでしょう。

2. スキンシップが多い

「お互い無口なのであまりしゃべりません。ただ、リビングで一緒にテレビを見るときは、ずっと夫の肩にもたれています。言葉を交わさなくても、夫のぬくもりがちゃんと「そばにいるよ」って伝えてくれる気がして安心します」(30代・パート)

 実は、スキンシップが増えると、お互いに信頼や愛情が増すとか…。言葉がなくても、肌に触れ合っていれば、愛情は深まっていくのですね。

3. 共通の趣味を作る

「最近夫と一緒に陶芸を始めました。お互いに無言で土をこねている時間って、不思議と心地いいんですよね。言葉はなくても、「あ、今うまくいったね」とか「それ、いい形になってきたね」って、なんとなく通じ合ってる感じがするんです」

 会話がない夫婦でも、共通の趣味があると一緒にいる時間が増えます。「同じものを共有している」という絆を感じるのかも。お互いの絆を感じているなら、会話がなくても幸せといえますね。

会話なしの40代夫婦は多いけど幸せに過ごしている2人もいる

 40代夫婦の中でも、すでに会話がない夫婦は多いとわかりましたね。でも、会話がなくても、信頼や愛情があれば、幸せに暮らせるようです。

 2人の気持ちが通じ合っていれば、言葉は必要ないのかも?

(2023年9月、2024年3月の初出を元に再構成)

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