著者のコラム一覧
シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

【特別編】ランは健康に良くない? 米国の研究が示す意外ながんリスク

公開日: 更新日:

 拙稿「NYからお届けします」(日刊ゲンダイDIGITAL)で取り上げた“マラソンと大腸がんリスク”の記事がSNSで大きな反響を呼んだ。きっかけは、米バージニア州イノヴァがんセンターのティモシー・キャノン医師が学会で発表した研究だ。

 キャノン医師のチームは、35~50歳のマラソンおよびウルトラマラソン愛好家100人を対象に内視鏡検査を実施。その結果、約半数のランナーにポリープが見つかり、さらに15%からは「進行性腺腫」と呼ばれる、がん化の可能性が高い腫瘍性病変が発見されたという。進行性腺腫とは10ミリ以上の大きさを持つ腺腫などを指し、大腸がんの前段階とされる。

 この数字は通常より明らかに高い。平均的な40代の人で進行性腺腫が見つかる割合は高くても5~6%とされるため、15%という結果は専門家の間でも驚きをもって受け止められた。ただし今回の調査は100人という小規模なサンプルで、対照群を設けていない予備的研究に過ぎない。現時点では「ランナーだからリスクが高い」と断言できるわけではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    八王子実践・河本ロバート監督「ライブや家族旅行も、事前に相談があれば休ませます」

  2. 2

    萩本欽一〈34〉私の“運”論 大谷翔平のカネを使い込んだ通訳に「小さな声で『ありがとう』」

  3. 3

    中居正広氏が熊本地震被災地を支援と報道 引退後も変わらないチャリティー精神と芸能界復帰の可能性

  4. 4

    高橋成美「渋幕→慶応」だけでは読み解けないズバ抜けた回転の速さ 世界選手権ペアで日本人初の銅メダル

  5. 5

    東京・赤羽、先行する第1地区に110メートル級、せんべろの1番街が丸ごと潰される危機

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    国害SNSを告発 森山裕・自民党前幹事長「高市おろし」キーマンに急浮上の裏…不快感に国境なし

  3. 8

    年金生活者を悩ませる墓問題 維持費も「墓じまい」の費用も払えない人はどうすればいいのか?

  4. 9

    「墓じまい」に悩むシニア 費用や遺骨の始末より問題になる「家族の愛憎問題」

  5. 10

    松本若菜「ジュラシック・ワールド」吹き替え《棒読み》論争再燃…暗雲漂う主演ドラマに新たな逆風