和田アキ子勇退の裏に迫る…「アッコにおまかせ!」が40年も受け入れられたワケを識者が分析

公開日: 更新日:

「40周年を迎えることを目標にしておりましたが、迎えることができてこれが一番良いタイミングだなと思って」と、11月2日に「アッコにおまかせ」(TBS系)が3月末で終了することを発表した和田アキ子(75)。番組ラストの発表に対しては驚きの声が上がるなど、波紋は広がるばかりである。

 40年の長きにわたって活躍していた和田だが、近年は2018年に眼瞼下垂、2023年に膝関節、2024年に股関節、2025年7月に網膜色素上皮裂孔治療のためと手術が続き、満身創痍。体調不安が続く中、局の決断は「遅すぎる」という声もあった。「コロナ禍で長寿番組は現状維持が最適解になってしまい、どんどん先延ばしになっていた」(テレビ関係者)という背景もある。

 今回、番組終盤に和田自身が番組終了を生発表したことは珍しいこと。同志社女子大学(メディア論)の影山貴彦氏がこう言う。

「テレビ局の定例会見で社長が発表するのが一般的。番組の立ち上げや継続に決定権のある編成局も、番組の功労者は和田さんで、彼女の発言なくしては番組が成り立たないことを考慮し、一番最初に視聴者に伝えるのは和田さんでなければ、と託したのでは」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  3. 3

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 4

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  5. 5

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  1. 6

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 7

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  2. 2

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 3

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  4. 4

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 5

    YouTuber「はらぺこツインズ」は"即入院"に"激変"のギャル曽根…大食いタレントの健康被害と需要

  1. 6

    大食いはオワコン?テレ東番組トレンド入りも批判ズラリ 不満は「もったいない」だけじゃない

  2. 7

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  3. 8

    「渡鬼」降板、病魔と闘った山岡久乃

  4. 9

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 10

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!