米倉涼子“新CM女王”に 起用社トップ橋本環奈を抑えた背景

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「在宅とマスク生活で、口紅やファンデーションなどメーク用品の売り上げが一時的に落ち込み、大手化粧品ブランドの春の新色などで起用されていた女優陣の露出が大幅に減ってしまいました。逆にスキンケア化粧品はマスクによる肌荒れでニーズが高まり、斬新な踊りと共に米倉さんのCMが注目されたのです」

 テレビ関係者の見立てはこうだ。

「GoToの中止など二転三転する中、大手企業が押さえていたCM枠が大放出され、米倉さんが出演する2社を含む新興勢力が買い付け、下半期の露出が増えました。あのまま大手芸能事務所にいたら、身動きがとれずに大コケしたはず。新興CMを追い風にした米倉はやっぱり“持ってる女優”だと評判です」

■元オスカー役員が新事務所を設立

 結果的に安定を選ばずに独立したことが米倉に味方したといえるだろう。折しも、古巣のオスカープロモーションを昨年去った役員2人が新たに芸能事務所を設立。関係者に案内状を送付して話題になっている。元オスカーが芸能界を席巻の予感だ。

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