吉本の“粛清”に怯える エージェント契約組にさらなる問題

公開日: 更新日:

 さるキー局関係者はこう話す。

「吉本とエージェント契約しているタレントは、加藤浩次近藤春菜田村亮、バッファロー吾郎A、川原克己(天竺鼠)、たむらけんじ友近らがいます」

 当時、吉本を批判していた芸人が多いのは確かだが、いずれエージェント契約の終了を吉本側から突きつけられるのか。

 その一方で、「エージェント契約者」を追い込むさらなる問題もあるという。前出のキー局関係者が続ける。

吉本興業とエージェント契約しているタレントについて、今年1月1日の申請時から、音事協の管理対象外となると通達があったんです。対象は、吉本興業所属時代の映像のすべてについてです」

■吉本時代の映像のすべては音事協の管理対象外に

 これが何を意味するのか。「音事協」(日本音楽事業者協会)とは、吉本興業を含め日本の芸能プロ100社以上が加盟する最大手の業界団体で、タレントの肖像権などの管理が主な目的のひとつである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る