ビートたけしが五輪開催にNO 取材者が感じた怒りと絶望感

公開日: 更新日:

「Fuck the Olympics」――。国内外から中止論が相次いでいる東京五輪の開催を巡り、こんな刺激的な見出しで報じたのは米ニュースサイト「デイリー・ビースト」(18日)だ。開催強行に疑問を投げかける内容なのだが、注目すべきは、そこに日本を代表するアノ男が登場したことである。

 記事では日本が第4波に見舞われ、開催都市の東京に緊急事態宣言が発令されていることや、その延長の可能性について説明。

 大会中止の署名を集めた弁護士の宇都宮健児氏や、元暴力団組長でNPO代表を務める竹垣悟氏などから聞き取った開催への反対意見や懐疑論を紹介する中、ナント、「世界のキタノ」ことビートたけしがコメントを寄せているのだ。

 記事で〈センシティブな政治問題についてめったに真剣に語らない〉と紹介された上で、次のような懸念を示している。

〈都は大会に500人の医療関係者の派遣を求めている。そうなると、一般患者を治療する医療関係者が足りなくなる〉

〈選手には申し訳ないし、一生懸命やってきたのも分かるけれど、東京五輪は平等で友好的であるはず。(選手だけでなく)あらゆる人の命も大事〉

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒