著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

山下智久「ドラゴン桜」”声だけ出演“で透けて見えたテレビ局の忖度体質

公開日: 更新日:

 6月26日に見事大団円を迎えた阿部寛(57)主演の『ドラゴン桜』(TBS系)。このドラマがテレビ関係者に再認識させたのはキャスティングの大切さだ。それまで14%台だったドラマの視聴率が、新垣結衣(33)をワンシーンで登場させ、山下智久(36)を”声のみ出演“させたおかげで最終回は20%台超に跳ね上がった。

 それにしても、山下の”声のみ出演“は極めて異例だ。NHK大河ドラマや朝ドラで、画面に登場せずナレーションのみ参加するのは珍しくないが民放の連続ドラマでは珍しい。今回の山下の出演で浮き彫りになったのは、ドラマを制作したTBSとジャニーズ事務所の駆け引きの構図だ。山下は昨年10月末、ジャニーズ事務所を辞めたが、退所の仕方がズサンだったこともあり、「地上波テレビの復帰にはしばらく時間がかかる」というのが業界関係者の共通した見方だった。

 最近の分かりやすい例として、手越祐也(33)や錦戸亮(36)のケースを思い出していただきたい。彼らはそれぞれYouTubeや雑誌などで活躍しているものの、地上波ドラマには出演していない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒