著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

“神様”千葉真一さんも82歳 当然、ワクチン接種は済ませていると思ったが…

公開日: 更新日:

 千葉真一さんの訃報を最初に耳にした時、「嘘だろう?」という思いが頭をよぎった。

 そして、コロナに感染して重症となっていたと聞き、ガッカリとして、残念としか言いようがなかった。ことし82歳、もちろん高齢者だからワクチンの2回接種は済ませていると思ったら、受けていなかったという。

 事務所関係者は「本人は体力に自信があったのでしょう」といい、俳優の若山騎一郎が7月初旬に千葉さんに会った時にワクチンのことを聞いたら、「オレは大丈夫だから打たない」と語っていたと明かしている。

 ああ、そうだろうなと思った。自分の肉体には相当の自信があったはずだ。今から6年ほど前のことだ。スタントマンを職業としている知り合いと食事をしている時、千葉さんの話になった。

 所属するスタントマンチームや別のスタントマンたち、そしてアクション俳優らが千葉さんを迎えて講演をやってもらったそうだ。その際、千葉さんはトレーニングウエアで姿を見せ、講話以外に実技もやってみせてくれたという。スタントマンたちを相手にシャープに動いて、まったく遜色のないアクションを披露したらしい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった