安住紳一郎アナ「THE TIME,」苦戦よりもっと深刻…“金曜のTBS”にあいた大きすぎる穴

公開日: 更新日:

「朝の低迷は覚悟の上だったと思いますが、『ぴったんこカン・カン』の代わりに始まったお笑い番組『ザ・ベストワン』の数字が上がっていない。これが痛いですね。もともと、TBSの金曜ゴールデン帯は10年近く『爆報!THEフライデー』『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の布陣が盤石で、世帯視聴率で同時間帯1位を頻繁に獲得しており、高齢層が人気を支えていました。しかし、昨年の春に個人視聴率が本格的に導入され、番組内容の見直しを迫られました」(前出のキー局関係者)

■揺らぐ“盤石の金曜日”

 昨春から視聴率の評価基準は世帯から個人に移り、各局ともターゲットを高齢層から若年層に切り替えた。既に若者に訴求していた日テレやフジは13歳から49歳に絞っている。

 TBSは当初、13歳から59歳を“ファミリーコア”と呼んだ。もともと50歳以上の視聴率の比重が大きい番組が多かったので、50代を加えていたともいわれている。しかし今春から年齢幅を下げ、4歳から49歳を“新ファミリーコア”とした。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」