著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

れいわ・大石あきこ議員はゴッサム・シティにはびこる悪と戦うバットウーマンになれるか

公開日: 更新日:

 そしてNHK「日曜討論」で維新の新人議員が「10月31日に議員になった僕らに10月の文書通信交通滞在費がたった1日の勤務で100万円支払われるのはおかしい」と言いだした。他の野党は、なぜこの件を問題にしないのかと他党ディスりのためなのだろうか。

 吉村知事もこれを支持し、国会議員の優遇体制を問題視した。なぜこれを今言いだしたのか真意はわからないが、すると大石議員がTwitterで、吉村氏が衆議院議員を辞め市長に立候補したときに、10月1日付で辞めて1日分の勤務で100万円もらっていたことを調べて報告した。辞めることは9月中に決まっていたにもかかわらずである。

 これは特大のブーメランであった。すぐさま吉村知事は「よく覚えていない」が、それはしかるべき所に「寄付する」と言った。

 支持者は「さすが吉村さん」などと持ち上げるが、それなら接待された金を発覚してから割り勘分払ったと逃げた某議員と同じではないか。

 しかも返納ではなく寄付とはよくわからぬ。後で返せばなんでもOKなのか。収支でゼロになっても、もらったお金と寄付したお金は同じ金ではない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」