【スクープ第6弾!】衆院選中の違法「広告動画」疑惑 大阪自民17陣営にも大量発覚
自民が大勝した2月の衆院選は、やはり歪められていたのか──。日刊ゲンダイは、衆院選の期間中に複数の自民候補が違法な広告動画に出演していた疑惑を5回にわたってスクープしてきた。公職選挙法は、選挙運動のための有料ネット広告の配信を禁止しているが、日刊ゲンダイの調べでこれまで20人が広告動画に出演していたことが発覚。宮城県連や北海道連が組織的に関与していた疑いも浮き彫りになった。今回はスクープ第6弾。大阪府内の小選挙区から出馬した17人が問題動画に出演していたことが分かった。
■大阪も動画の構成は宮城、北海道と同じ
今回、選挙期間中にネットの広告動画に出演していたことが分かったのは、大阪3~19区から出馬した自民の17人。これまで報じてきた宮城県と北海道内の候補者が出演した広告動画は全て同じ構成で組織性が濃厚だったが、その点は大阪も同じだ。
例えば、大阪5区から出馬した杉田水脈氏(落選)が出演する動画では、冒頭で大阪城と通天閣を背景に高市首相が手を差し伸べる写真が流れる。高市本人の声で「日本列島を、強く豊かに」とのアナウンスがあり、5秒ほどで赤地に白抜きで「自民党」「大阪5区支部」「支部長 杉田みお」と大書された画面に切り替わる。
脇には真っ青なジャケットを着た杉田氏の姿があり、身ぶり手ぶりを加え自己紹介した上で「自民党の政策を紹介します」と一言。すると、府内の街並みを背景に「責任ある積極財政で強い経済へ」といった文言が浮き出る映像に切り替わる。最後はまた赤地背景に杉田氏本人が映る画面に戻り、「大阪市の暮らしと経済を強く豊かに」と一言。動画を締めくくっている。
他の16候補も構成は全く同じ。ただ、動画最終盤の一言だけ、文言がそれぞれ異なる。
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