著者のコラム一覧
荒木経惟写真家

1940年、東京生まれ。千葉大工学部卒。電通を経て、72年にフリーの写真家となる。国内外で多数の個展を開催。2008年、オーストリア政府から最高位の「科学・芸術勲章」を叙勲。写真集・著作は550冊以上。近著に傘寿記念の書籍「荒木経惟、写真に生きる。荒木経惟、写真に生きる。 (撮影・野村佐紀子)

<72>レディ・ガガからラブコール「荒木が撮るなら縛られてもいい」

公開日: 更新日:

 これはレディ・ガガ、彼女が日本に初めて来たときに撮影したんだよ。ずっと前からラブコールがあってね、日本に行ったら荒木に撮って欲しいって。オレ、そのときはレディ・ガガって、よく知らなかったんだけどね(笑)。「レディ・ガガって有名なのか?」って聞いたりしたんだよ、アハハ。「荒木が撮るなら縛られてもいい」なんて言うんだよ。

 雑誌には、写真にペインティングしたのが載ってるよ。そのときは、どうしても、ペインティングやりたくなっちゃったんだよね。レディ・ガガの写真が「淫」してくれって呼ぶんだよ。(レディ・ガガは2008年にデビュー。シングル「ジャスト・ダンス」が世界中のチャートを席巻。アヴァンギャルドな衣装と圧倒的なパフォーマンス、抜群の歌唱力で世界にセンセーションを巻き起こした。2009年6月に初来日、熱望していた荒木とのフォトセッションが行われた。荒木がレディ・ガガのボンテージの“緊縛”を撮りおろした写真にペインティング。同年9月発売の雑誌『ヴォーグ オム ジャパン』〔2009-2010 Issue〕に掲載された)。

■「レディ・ガガは大物になる!」「世界の歌姫だ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景