くりぃむ上田晋也が人気“一本かぶり”のワケ 春改編レギュラー増は日テレのリベンジ

公開日: 更新日:

 しかし、今回の起用の背景には別の理由もあるとして、こう続ける。

■くりぃむの借りはくりぃむで返す

「昨年9月に、上田が16年間MCを務めた日テレの『おしゃれイズム』(日曜22時~)が終了すると、テレ朝は即座に深夜に放送していた『にゅーくりぃむ』を『くりぃむナンタラ』にリニューアルして同時間帯にぶつけてきました。その結果、後継の『おしゃれクリップ』は苦戦を強いられています。日テレとしては、今回の起用は、そのリベンジの意味もある。水曜21時のテレ朝といえば、現在、『相棒20』を放送中の人気刑事ドラマ枠ですが、4月スタートの『特捜9(シーズン5)』を倒そうともくろんでいるんです。“くりぃむで取られた借りはくりぃむで返す”と言わんばかりです」

 上田起用の背後に日テレVSテレ朝のゴールデンプライム帯のシ烈な視聴率バトルがあったというわけだが、それだけ上田の実力が買われているということの裏返しでもある。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」