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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

フジテレビ凋落の必然…「他局で見た」ような番組ばかりでオリジナル性皆無

公開日: 更新日:

 フジテレビが希望退職者を募ったところ、退職者が続出しているという。まるで「沈みそうな船から逃げ出す」ようだ。

 原因は長きにわたる視聴率の低迷で放送業による売り上げを落としていることといわれる。確かに、現在の番組を見ても凋落(ちょうらく)ぶりはわかる。フジが視聴率3冠王を取った1980年代、「オレたちひょうきん族」「笑っていいとも!」など他局が真似できないオリジナル番組があった。今はそれがない。「他の局で見た」と思うような番組のほうが目立つ。

 好調な日本テレビには「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる相談所」などオリジナル番組がある。最近も「オモウマい店」が話題だ。単においしい店紹介はありふれている。面白い店主や店の形態にスポットを当てた発想が人気につながった。

 テレビ朝日も優れたオリジナル番組が多数。バラエティーだけでも「ポツンと一軒家」「ナニコレ珍百景」など最たる例。不定期放送だが「芸能人格付けチェック」もしかり。ドラマでも「相棒」を筆頭に刑事ものは今やテレ朝の十八番。他局も刑事ドラマを作った時期もあったが、「かなわない。二番煎じ」と思ったのか、ほぼ撤退状態。今期ヒットしているTBS系「DCU」は刑事ものの要素を入れた海上保安庁の特殊捜査隊の活躍を描いて成功した。医療ものもテレ朝の領域に入りつつある。

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