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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

ウィル・スミスの“ビンタ騒動”…そりゃあね、暴力がいけないとはわかってる。

公開日: 更新日:

 妻のことをアクセサリ、物みたいに思ってて、彼女が病気でスキンヘッドになったことを彼女を連れ歩くウィル・スミス自身がいちばん気にしてたから、こういうことになったとかって。

 はぁ? 男性性ってなんだ? あたし自身、自分の子やパートナーの病気を他人にからかわれたら、立ち上がると思うけど。それで警察を呼ばれ、拘束されても構わない。呼ぶなら呼べ、って感じだわ。

 ウィル・スミスは怒ってその場から立ち去っても良かったと思う。司会者が妻を馬鹿にし、会場の人たちが笑った時、

「お前らが崇める賞なんていらねぇ」

 といい帰ってしまえば良かったんだ。……と考えるあたしの意見は欧米ではありえないものだという。でも、ビンタより裁判でネチネチのほうが良かった? なんでもかんでも欧米風に考えねばってのもおかしい。

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