佐藤正宏さんは大の日本酒好き…酒との距離が近かった山形時代、30年通う居酒屋のエピソード

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佐藤正宏さん(63歳・俳優)

 WAHAHA本舗の座長を25年間務め、俳優としてもバラエティーでも活躍する佐藤正宏さん(63)は、山形出身だけあって大の日本酒好き。酒と距離が近かった山形時代のエピソード、30年も通い続けてきた小さな居酒屋での心温まる話を聞かせてくれた。

■一人で一升瓶空け屋根の雪の中で眠っていた大晦日

 実家が山形県で、オヤジが大工の棟梁でしたから、僕は飲むのは早かったですよ。オヤジたちが建てている家が半分くらい出来上がると、「中帳場」といって、僕らの長い舞台公演でいえば中日みたいな日に、大工さんや左官屋さんをねぎらう宴会を棟梁の家でやるわけです。

 小学校高学年の僕はお燗番を担当。でかいやかんに一升瓶の酒をトクトクトクと入れてガス台にかけて、やかんの尻を触って「いい熱さ」と。それを座敷の宴会場に持っていき、なくなるとまたお燗つけて。たまにオヤジから「おまえもちょっと飲んでみろ」なんて言われていました。すごい時代ですね。

 印象深いのは宴会芸。手拍子の中、だれかが歌い終わるとみんなが「お次の番だよ、お次の番だよ」と手拍子は終わらないまま。隣の人が違う民謡を「はぁ~」と始める。リレーになって、1時間以上続く。

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