堀ちえみ“病魔ふたたび”で満身創痍…「デビュー40周年コンサート」実現への思いが支えに

公開日: 更新日:

 タレントの堀ちえみ(55)がブログで入院したことを報告した。堀は20日のブログで下腹部の痛みを覚え、大学病院で検査を受けたところ、炎症反応がかなり高く、検査も含め心労・疲労回復のため入院することになったという。翌21日の投稿では、「細菌の種類が顕微鏡検査で、まだ特定出来ず、病名も最終的に特定されない状況です」とした上で「『何科に入院しているのですか?』とコメントでいただきますが、心ない方がたくさん、あちらこちらに電話して、いろんなクレーム等を、こんな時にまでも入れているそうです」と悲しんでいる。

 堀は2019年2月に舌の6割を切除したステージ4の舌がん、同年4月には食道がん手術を受け、現在も発声などのリハビリを継続中。昨年6月には、堀のブログに159回にわたって誹謗中傷のコメントを書き込んだ無職女性(45)が東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検された。病魔と同時に、こうした心ないアンチにも向き合わなければいけないことは忍びない限りだ。

 堀は「ゆっくり休んで、また笑顔で復活できたらなぁ…と思います」「今回もいつ退院できるか分かりませんが…この経験も自分の人生に、活かして生きたいです」と殊勝につづっているが、満身創痍の堀を支えているのは「デビュー40周年記念コンサート」実現への思いだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋