著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ドラマ界の綾瀬はるか、映画界の長澤まさみ 若手女優のツートップとしてリードする存在に

公開日: 更新日:

 月9「元彼の遺言状」は思いのほか視聴率は伸びなかったが、トップ女優を張るだけの存在感を示した綾瀬はるか(37)。

 映画界ではヒット中の「シン・ウルトラマン」で巨大化も話題になった長澤まさみ(35)。今秋には菅田将暉と共演の「百花」が公開。映画界のエースとして不動の地位を築いた。

「綾瀬がドラマ界、長澤が映画界をリードする存在になった。2人を中心に若手女優界は回ってきている」(テレビ関係者)

 振り返れば、2人はそれぞれ女優の道を歩んできた。綾瀬は「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞。2001年、16歳で女優デビューした。一方の長澤は00年、「東宝シンデレラ」オーディションに史上最年少12歳でグランプリに輝き映画デビューも果たした。2人とも大手事務所のオーディションで選ばれた逸材。ドラマ・映画で活躍の場を広げ女優としてのスキルを磨いてきた。芸歴は今年でともに22年目になる。ドラマ中心の綾瀬と映画中心の長澤だが、2人は微妙な形で交差していた。

 04年5月、長澤が映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のヒロインで一躍注目された。映画のヒットに続き2カ月後にドラマ化。長澤と同じヒロインを綾瀬が演じた。2人の相乗効果で「セカチュウ」ブームをつくり出した。映画関係者の話。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に