著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

難問山積の中でゴルフに興じコロナ感染…岸田首相の軽率さには呆れる

公開日: 更新日:

 今週は腹の立つことが多かった。

 何よりも呆れたのは岸田総理だ。1週当たりのコロナ感染者が世界最多になり、統一教会もあり、問題山積みの中、休暇を取りゴルフに興じている姿が報道された。「お盆休みの何が悪い」という意見もあるが、適切な時期があるだろう。絶対に今ではない。

 それだけでも腹立たしいのに、なんとそのおかげでコロナに感染してしまった。しかも喉が痛いからPCR検査を受けたという。

 おいおい。あれほどPCRを抑制し、国民に抗原検査を強いておきながら、自分はあっさり検査するとはどういうわけだ。領民にはアワやヒエを食わせ、自分だけは白米を食っているお殿様ではないか。いかにも真面目な経理課長みたいな顔付きにだまされそうになるが、この人もけっこうな悪代官だ。

■萩生田政調会長は「知らぬ存ぜぬ」

 萩生田政調会長の統一教会問題ぶら下がり会見も腹が立った。参院選公示前に当時の生稲候補者を連れて、八王子の関連団体に挨拶に連れて行っておきながら、「建物の名称は見ていない」と釈明したが、入り口にしっかり「世界平和統一家庭連合」と書いてあった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった