著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

松方弘樹さんは不倫→離婚で丸3年かかった…香川照之はいつ復帰できるのか?

公開日: 更新日:

 香川照之(56)がたいへんなことになっている。出演していたほとんどのCMが事実上の打ち切りとなり、残りの1社が検討中となっている。

 もちろん、彼の“性加害”報道の影響だが、どこも打ち切り(契約解除)とは言わず、「この秋の契約満了で、今後は更新しない」といった表現を使っている。いち早くCM放送見合わせを表明したトヨタにしても「年内で契約終了」としている。

 どうして「打ち切り」と言わないのか? 香川の場合、薬物での逮捕とか、重大人身事故といった大事件を犯したわけでもなく、裁判を伴うようなトラブルを起こしたわけでもない。銀座のクラブで、ホステスに対し下品な性加害行為があったと報道されただけだ。酒の上での失敗であり、一方で彼を擁護する声もある中、契約はそのまま、その契約の終了を待つという穏便な方法を取ったというところだろう。

 現在放送中のドラマも最終話が近く、予定通りに放送されることになっているが、10月期に決まっていたドラマは、まだ出演が発表される前だったということもあって出演が見送られたようだ。彼が生放送でおわびした情報番組も降板しており、あれだけ売れっ子だった香川の姿がテレビから消えてしまいそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い