著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

松方弘樹さんは不倫→離婚で丸3年かかった…香川照之はいつ復帰できるのか?

公開日: 更新日:

故・松方弘樹さんの事務所社長は落ち着いたもので…

 この事態で思い出すのが俳優の故・松方弘樹さんだ。仁科亜季子との2度目の離婚の後、松方さんの事務所社長と話をしていたら、「仕事がまったくなくなってしまったよ」と半ば笑いながら話してくれた。当時、若い女優との不倫が原因で3カ月ほどすったもんだした上での離婚。イメージが悪くなってテレビのバラエティーやドラマの仕事がすべて消えていた。今の香川とまるで同じ立場である。

 そりゃたいへんだと話を聞くと、社長は落ち着いたものだ。

「最初の離婚の時も仁科との不倫からの再婚だったから叩かれたなぁ。あの時は丸3年、仕事がなかったよ。でも、ドーンと構えていれば仕事はそのうち入ってくる。実力があればいいんだ」

 仕事を干されたのが2度目ということもあり、「松方はのんびりとマグロを釣りに出かけているよ」と話していたのが印象に残っている。まさかその釣りが、後年になって仕事につながるとは思っていなかった。

 香川だって、慌てる必要はないだろう。もともと、主役というより敵役的な役どころが多いし、俳優としての演技力は抜群だ。歌舞伎役者としての仕事も可能だろう。こういう時こそ、公私どちらでもやりたいことをやれる時期だ。これまで、その分の収入は稼いできたのだから困るまい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった