宮崎吾朗監督 ジブリパークのきっかけは父・宮崎駿氏の引退「はしごを外された気持ちです」

公開日: 更新日:

 11月1日に開園予定のジブリパーク(愛知県長久手市)の内覧会が行われ、スタジオジブリの宮崎吾朗監督(55)と大村秀章愛知県知事が会見した。構想から5年、「愛知万博のレガシーを生かした、スタジオジブリとのハイブリッドで、日本最短で実現したプロジェクト」と大村知事が前のめりに語るほど愛知の期待も大きい。

 宮崎監督はパーク開園のきっかけについて「(父の)宮崎駿が長編製作から引退を表明したからで、後世に残していくことを考えた時にパークという構想に至った。でも今も(宮崎駿監督は)長編を作っていまして、はしごを外された気持ちです」と会場の笑いを誘った。

 海外メディアも多数来園し、インバウンドの観光地としても注目。名古屋の地と今後のパーク拡張については「東京からでも日帰りできる場所。泊まる場所ももっと欲しい。造ったものをきちんと維持し、要望があれば拡張も検討したい」と宮崎監督。

 開園時には「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」の3エリアが、23年度内には2エリアがオープンするというから楽しみである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり