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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

相棒の亀山薫が嘱託復職はアリ? 科捜研の沢口靖子はキャラ変 秋ドラマはツッコミどころ満載

公開日: 更新日:

「科捜研の女」沢口靖子のキャラ変には違和感

 長きといえば「科捜研の女2022」(同)も同様。今回から火曜夜9時に枠移動し、スタイリッシュなオトナの科学ミステリーに変わったとか。

 沢口靖子演じる榊マリコもそれまでのほんわかとした雰囲気を一新、衣装も本人のアイデアで黒を基調にし、デキる女に変身。沢口のおっとり口調とぽやんとした雰囲気が好きだったのに……。唐突なキャラ変に違和感あり。

 ミステリー賞5冠達成のベストセラーを原作にしたのが清原果耶主演の「霊媒探偵・城塚翡翠」(日本テレビ系)。相変わらず、清原が暗くてボソボソしゃべり、朝ドラ「おかえりモネ」を彷彿させるが、このドラマに関しては、その暗さがミステリアスなヒロインにぴったり。小芝風花が2番手なのはもったいない気もするが、今後、活躍していくのだろう。

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