著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

相棒の亀山薫が嘱託復職はアリ? 科捜研の沢口靖子はキャラ変 秋ドラマはツッコミどころ満載

公開日: 更新日:

「霊媒探偵」あまりにもお粗末な事件解決

 翡翠とコンビを組んで事件に挑む人気推理作家の香月史郎役の瀬戸康史はよしとして、鐘場警部を演じる及川光博はくせ者。「最愛」でも「ドラゴン桜2」でも一筋縄ではいかない役どころだっただけに、今回もいつ悪者に変わるか、などと思ったり。

 それよりも初回の事件は割れた眼鏡のレンズが犯人の決め手となったわけだが、割れたグラスと交ざっていたというのを警察が気づかないのが解せない。あまりにもお粗末では。科捜研、何やってるんだ!?

 今回に始まったわけではないが、この手のドラマは主人公を有能に見せたいあまり、警察関係者を無能に描きがち。そのうち桜田門あたりからクレームが来るのでは。

 クレームといえば、吉沢亮主演「PICU小児集中治療室」(フジテレビ系)に「医療体制への誤解を招く」と北海道美瑛町から抗議が届いているとか。いろいろやりにくい時代になった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃