村川透監督が崔洋一氏の死を悼む 最初の仕事で「君たち、本当に助監督か」

公開日: 更新日:

 崔さん! あなたは多難な世情の中、我々日本映画監督協会の理事長という重責を担い、体を張ってことに当たり、見事果たし、前理事長として逝った、私のショックは深く大きかった。あなたは一回り以上の年下でもあるが、私にとってはこれまで長い間秘めた心の戦友であったという思いが深く、目覚めることのない眠りに就いてしまった崔さんよ! 安らかに。

 最初に仕事をともにした松田優作主演「最も危険な遊戯」、ドヤドヤと監督室に入ってきた数人の男たち、ひときわ大きな男チーフと名乗り紹介し、次々と助監督を紹介した猛者連中を見た小生、思わず「君たち、本当に助監督か」。

 これは面白い映画になると直感、同時に、この先は褌を締め直さねばと心に決めた。

 志とは方向は違えど目の前の行動と結果は目を見張るものがあり、崔君とは偶然ではない必然こそ運命であったと信じています。

 崔さん! 同志を見守り導いてください。 合掌

(村川透/日本映画監督協会員、映画監督)

※松田優作主演の「遊戯シリーズ」は1978~79年に3作製作された。監督は村川透、崔監督は第1作「最も危険な遊戯」と第2作「殺人遊戯」で助監督を務めた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  4. 9

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  5. 10

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に