著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

紅白出場歌手は“特別枠”のほうが話題に…予想合戦はそろそろゲームチェンジの時期か

公開日: 更新日:

 改革は痛みを伴う。これまで長きにわたり紅白を支えてきた高齢者からは批判が出るのも想定内。そこで用意したのが特別枠だが、今年は一段と力が入っている。今年で歌手を引退する加山雄三の歌い納め。続いて幅広い層に人気のある桑田佳祐松任谷由実の出演。さらに今年亡くなった上島竜兵を偲び2人になったダチョウ倶楽部と有吉弘行の異色コラボ。

 YOSHIKIは「THE LAST ROCKSTARS」のメンバーと出演。中高年に根強い人気の演歌枠は昨年、五木ひろしが紅白引退。白組は三山ひろし・山内恵介の2人。紅組は石川さゆりら4人と寂しい限りだが、今年いっぱいで休養に入る氷川きよしが特別枠での出演。

 小出しはさらに続く。24年ぶりの紅白出場で話題の工藤静香の応援を兼ね長女のCocomiの共演が決定。松田聖子以来の紅白親子出演となる。

 これで終わりと思っていたところに、玉置浩二の安全地帯が37年ぶりの出演。22日放送の「SONGS」に安全地帯デビュー40周年としても玉置が出演したことは、伏線だったかもしれない。初代ドラマー・田中裕二さんが17日に逝去。追悼を兼ねた歌と演奏の披露になる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然