林真理子氏は“人生の達人” 生きやすくなるヒント満載「成熟スイッチ」14万部突破

公開日: 更新日:

受験戦争や就職戦争で頑張り、会社に入ってからもノルマ達成などで、常に頑張ってきた世代への励ましが優しいのです。サラリーマンは往々にして仕事人間ですが、仕事で生きがいや名誉、高収入と、そのすべてを得ている人なんて何万人に一人より少ないんじゃないかと自説を説く。そして定年まで残り3年なら、それをお金を得るための手段と割り切って過ごせばいいというのです。こうした言葉は中高年世代を楽にして肩の荷をすこし下ろさせてくれるのではないでしょうか」(前出のプロデューサー)

 ①をあげた理由として「年をとった人の人生の充実は、若い人に向けて何をしてあげられるかに尽きる」、②は「趣味を楽しむプロフェッショナル」になり「楽しそうに生きている人の背中は周りの希望ともなるし、人生が充実するから」だという。

 老いとの付き合い方、中高年向け人間関係の心得なども説き、それらも参考になると評判。こうした人生訓では、作家の五木寛之氏、解剖学者の養老孟司氏、思想家の内田樹氏らが売れっ子だが、林真理子氏はそこにも名を連ねるにふさわしい人生の達人のようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃