石井亮次アナ「世界ふしぎ発見!」新MC抜擢…時代が要請した“嫌われない”いじられキャラ

公開日: 更新日:

「世界ふしぎ発見!」(TBS系)のMC草野仁(79)が勇退。4月からは、「ゴゴスマ-GOGO!Smile!-」(CBC、TBS系)の石井亮次アナ(45)がMCを務めることが8日、明らかになった。草野は「クイズマスター」という、ご意見番的存在として出演するという。

 石井アナは名古屋ローカルの中部日本放送(CBC)出身。2013年の「ゴゴスマ」スタートとともにMCに就任し、東海3県ローカルから始まり、今ではTBS系ネット他全国に拡大。途中20年にフリーに転身後も続投し、今では日本テレビ系の「ミヤネ屋」と互角と言われる人気である。昨年12月に発表になったオリコンの「好きな男性アナウンサーランキング」では9位にランクイン。自身の好感度もアップし、快進撃を続けている。

■新しい形のMCに

「若返りが叫ばれるテレビ業界で、MCを草野さんが番組をスタートさせた頃の年齢に戻すという目的に加え、石井さんの柔和で今風のいじられキャラが抜擢された理由では。知的情報番組らしさを保つには、タレントではなく、中堅どころのアナウンサーが必要だった。そんな中、優等生タイプの羽鳥慎一アナ、関西色の濃い宮根誠司アナの時代から、今は“嫌われない”穏やかな人に人気は移っています。TBSの安住紳一郎アナに次ぐ、主婦層に好感度の高いアナウンサーといえば、ゴゴスマの石井アナが適任というわけです。草野さん、黒柳さんをリスペクトしつつ、いじられながらの新しい形のMCが展開されるのではないかと思います」(芸能リポーター)

 マッチョ草野から石井アナへのバトンタッチは時代の要請か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性